VPPはアップル社が提供する企業、教育機関向けのサービスです。大量のスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス端末を導入する上で、アプリケーションの配信や設定は非常に面倒です。
一元管理する場合、きちんとアプリケーションが配信されているか、設定はきちんとされているか?などは気を付けて管理しなければなりません。
そこでVPPを利用します。VPPアプリ配信には2つの方式があり、ユーザーにとってメリットが大きいのはデバイスベース方式になります。デバイスベース方式であればApple IDの設定をしていない、設定している利用者にパスワードを教えていない場合でも、アプリケーションの配信、設定が可能になっています。
App Storeを構成プロファイルで利用禁止にしている環境においても、アプリケーションの配信やインストールが可能になるので、必要なアプリケーションのみ利用者に使ってもらうことができるでしょう。